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にっぽんご おんりい
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| 鏡深の「牛吟庵」中国音楽研究室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ★ ここは"「牛吟庵」中国音楽研究室"のページです。かつて「迷胡調」とか「虚弦洞」とかいう名前だった事もありました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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レッスン予定日
♪ おまけ ♪ 「牛吟庵」の生徒さん用、耳の訓練用ファイルをMP3で作っています。解凍用パスは鏡深の部屋番号です。使い方はレッスン時に聞いてください。 |
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才極即痴也
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2012年1月6日
年末の激務を終えた辺りから「燃えつき症候群」ぎみの鏡深です。あ〜3月の雇用期間終了で仕事辞めようかな〜 でも、辞めるのは新教室の借金を返してからの方がいいんだけどね〜 もっと練習しないといけないのだけどな〜 楽曲集作るために資料の整理もしないとな〜 それ以前に生徒さんが上達してくるから教材も作らないといけないし〜 それはさて置き、目隠しして聞き比べ「どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。」という無粋な実験をやっていました。高級料理店に行って、便利だからって料理が使い捨ての容器に盛られて出てきたら怒るでしょ?(笑
鏡深のタンスの上には印度小叶檀二胡が2把ほど死蔵されておりますが、使用しておりません。十分に自然乾燥するのを待っているという理由もあるけど、実際は現在使用している小叶檀二胡と老紅木二胡で音色的にも十分足りているからで、無駄に高価な二胡を使用する必要も環境も気合いも無いからです。そろそろいじりたいのだけど、時間がない。 二胡は基本的に天然の材料を使った手作りなので、同じ規格で同じ作者が作っても音色に違いがでてきます。当然ながら、それは値段からは見分けがつかないので、購入時には試奏が必須となります。 さらに、二胡の場合は中国の高級家具に使われる材料を使っていますので、種類も色々あり、その種類や成育環境の違う産地によっても特色がでてきます。一般に最高級となるのが小叶檀ですが、現在はアフリカ産がほどんど。ちょっと前まではブラジル産もあった。その中でも印度産が最も高い値段が付くのは、伝統的なネームバリューに加えて輸出が規制されているからです。本物ならアフリカ産の3倍以上はすると思う。さらに好景気の物価高で値段が跳ね上がっているから、鏡深の居た頃の中国とは大分感覚がズレているはず。 話を戻して、聞いただけだと高価なはずのストラディバリウスの評価が低かったというのも、何せ300年前の楽器なので、当時と現代の人間の耳では音質の好みが違うのじゃなかろうか? 味覚の好みも年齢によって変化するのだから、国や時代が違えば当然好みは変わってくるでしょうし、現代人が聞き慣れている音を聞かせた方が自然に思えるでしょう? そんな感じに楽器の音の善し悪しというのは、おおむね好き嫌いなので、どれが上で下でという事は言えないと思う。例えば、肌色の絵の具より紫の絵の具の方が値段が高かったから、より美しくするため人物画の肌を紫に塗りました、というのは正気じゃない。その楽器に合った場面なり曲なり客なり、さらには使用者なりを選ばないといけないし、むしろ楽器の方から選んでくる。 じゃあ、音の値段はどこで決まってくるの?っていうという事ですが、そもそも楽器を選ぶくらいの人の修練は一般人に聞き取れる程度の違いで勝負している訳じゃないです。(笑 ストラディバリウスで「冬のソ★タ」でも聞かせてやれば喜んで大金出して聞きに来てくれるのなら、それはそれでいいんですけどね。 2012年1月2日 あけましておめでとうございます。年末の激務を終えて、あと数日もすれば通常の業務に戻れます。鏡深はまだ生きておりますので、今年もよろしくお願いいたします。 昨年のうちに「1月からの無料レッスン」参加のお問い合わせをくださった方々に連絡のメールを送ったのが31日だったのですが、届いてないよ、とか言う人は再度メールしていただければ幸いです。1月15日の班にまだ空きがありますので募集はまだ続けております。
鏡深が中国から帰ってきて、もう4年目ですが、そんな感じに、ようやく目標としていた日本での生活基盤が整いつつあります。良い節目ですので、当時鏡深が日本から中国に持って行っていた本を紹介してみようかな、という所。自分でも忘れてしまいそうなので。 本は魂の具現化した形です。一冊一冊はその著者の思想ですが、それが数冊集まる事で、本来目に見えず、あるいは意識してもいない所有者個人の思想や興味を整理・分類できたりします。人によっては本棚を見られるのを嫌がる人もいますし、他人の本棚を見て、その人の人間的価値を推し量ったりもできます。(できると信じている人もいます) ★澁澤龍彦『高丘親王航海記』(文藝春秋) ★泉鏡花『歌行燈』(岩波文庫) ★世阿弥『風姿花伝』(岩波文庫) ★中野美代子『眠る石』(ハルキ文庫) ★ムアコック『この世の彼方の海』(ハヤカワ文庫) ★ミロラド・パヴィチ『ハザール事典 [男性版]』(東京創元社) ★杉浦日向子『ニッポニア・ニッポン』(ちくま文庫) ★芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』(講談社) ★『老子(上下)』(朝日文庫) ★『中日大辞典』(大修館書店) 2011年12月22日 今年も最後のレッスンを終えて鏡深はこれから過酷な連続勤務へと突入する訳で、今日が最後の休日になるので、自分で出す年賀状の準備と、最後のページの更新をやっている訳です。おかげさまで、何とか今年も教室を閉鎖する事なく年を越せそうですので、一安心でございます。これも真剣に二胡の修練に打ち込んでくれる生徒さんが通ってくれるからこそ。ありがたい限りです。来年も引き続き「牛吟庵」をよろしくお願いいたします。 で、今年は3月に大震災があって少しの間仕事が休みだったもので、その期間に中国のドラマ『三国』を見ていたりしたのですが、それで楽器を演奏する場面をピックアップしたりしておりました。以前は簫の演奏場面を解説したので、今回は「古琴」です。
難しい話は下のリンクにもある「鎌倉琴社」様のページでもご覧ください。古代中国では身分の高い文人に愛好された楽器ですから、となると、古代からの文書・楽譜が多く残っているという事です。2500年も以前の孔子が作ったとされる曲が残ってたりするのも人類史的には驚異です。(笑 一般に昔から楽器を専門にする人は身分が低く、読み書きができなかったので、音楽に関する古文献というのは少ないのですよね。100年ほど前、音楽教師、劉天華の登場により二胡の技術・練習方法が飛躍的に発展したのは、その論文や楽譜が彼の出版活動によって広く流布したからに他なりません。彼自身、音楽に携わる人に対する偏見に憤っていたという説もありますから、この時代の音楽関係者は賎業と見られていたはずです。
まあ、そんな事はどうだっていいのですが、竹は中空になっているため、竹やぶの中で楽器を演奏すると良く響くそうで、人の通りも少ないでしょうから迷惑にもならないし、たぶん練習するのに最適なんだと思う。そういえば、「竹林の七賢」というくらいだから、アレも集まって楽器を鳴らすのには竹やぶが適していたのでしょう。ちなみに鏡深は竹やぶは蚊が多いので嫌いです。近くに竹やぶが無いかを確認してから野宿した方が無難です。 ドラマのこの辺りでは古琴の演奏中のBGMで古筝曲を流していたりするので、中国人も皆が筝と琴の区別がついている訳ではないみたいですが、話数が進むにつれてちゃんと古琴曲を使ってくれるようになってきます。
諸葛亮の琴に関するエピソードで有名なのが「空城計」ですね。司馬懿が率いる魏軍が兵力の無い諸葛亮の城を攻めた時、諸葛亮はあえて開け放った城門の上で琴を弾くという奇策を用います。それを見た司馬懿は誘い込む罠と警戒して撤退しました。この話が史実かどうかは、さして問題では無いです。
それくらい古代中国の文人にとっては、古琴の音楽知識を持つ事が常識だった訳です。逆に、ここで司馬懿が琴の音色を聞いてもなおかつ、城に攻め込んでしまっていたら、楽々と勝利できたかもしれませんが、後に琴の音色も理解できない無粋なエセ知識人との評判が立った事でしょう。そう考えると、諸葛亮は城門の上で琴を弾く事で、魏軍相手ではなく、司馬懿個人のプライドに対して戦いを挑んでいたのではないでしょうか? 二胡の演奏においても、曲中でいつも間違う難しい部分にさしかかると体が緊張して、やっぱり間違うとか、マーフィーばりに決定的な結果を生み出してしまったりする訳で、心の乱れが演奏の乱れにつながるのは良くある事です。あるいは外的な状況的な要因によって、いつもの演奏ができないというのも出てくる。その辺りを上手くコントロールして、敵を欺く策を練った諸葛亮は智将としても、音楽家としても非凡な才を持っていたと書かれているのでしょう。鏡深はあまり好きではないけどね。
別に古琴の場合は弦の並びを逆にすれば、左右逆に置いて演奏する琴も可能でしょうし、二胡だって内外の弦を逆に張れば逆の構えも可能です。でも、二胡は弓の動作が大きいので、大勢で拉いていると邪魔にされますし、独りだけ弓の動きが逆だと非常に目立ちますから、やめた方がいいです。笛子なら左右どちらに構えても邪魔にはなりませんし、右で吹きやすいのと左で吹きやすい作りとがあるのを見ても、あまり気にしてないみたい。
通常、練習している時は楽譜と楽器と自分しか意識していないと思うけど、演奏する環境というのも重要な要素です。それが自室か教室かしか初心者にはありえないでしょうが、ドラマにあるように、いろんな場面で演奏が重要な要素となりえます。 楽器を持って旅行に出て、いろんな場所で演奏してみるのも楽しいですよね。この時期は寒くて外で演奏するのには相当な根性がいるのですが。今の仕事から解放されたら、暖かい季節にでも、また二胡を背負って方々で行き倒れたいです。(笑 では、よいお年を! 2011年12月12日 今年も「良いお年を」の挨拶でレッスンを終了する季節が来てしまいました。次回レッスンの12月18日を過ぎますと、鏡深は激務モードに入ります。来年1月からの無料レッスンのお問い合わせもポツポツ来るようになりましたので、中止は無さそうです。 それで、この日曜最終レッスン12月18日は松島から仙台まで駅伝大会のコースになっておりまして、この辺りの45号線はちょうどお昼前後に交通規制が行われるそうです。時間帯に引っかかりそうな生徒さんは、使用するルートを事前にご確認いただく事をお願いいたします。場合によってはJR仙石線をお使いになった方が便利かもしれません。 さて「牛吟庵」は来年の春ごろを目指して、榴ヶ岡に教室を移す準備をしております。生徒さんのほとんどが仙台方面からいらっしゃるので、もう少し交通の便が良い所をと考え、どうせなら今の小さな教室より広めの防音室へと作ろうぢゃないか、という方向で鏡深は労働にいそしんでいる訳です。おかげさまで今回の定期健康診断では肝臓が引っかかりました。大して飲んでいる訳でもないのですがね。 2011年10月10日 10月からの無料レッスンは開始しております。すでに3つの班全てが第一回目を終えました。お疲れさまです。次回の無料レッスン開始は来年1月ですので、ご希望の方はメールくれるといいと思うよ。さて、その無料レッスンの方が言ってたのですが、このページを読んで鏡深がどんな恐い人なのかと想像していた、とかなんとか。。。恐いですか?(笑
まさか、安くすると言って怒られるとは思わなかったので動揺したのですが、それなら、という事でこの企画は今回無効。次回10月から数えて来年3月までに10回以上の出席で、4月から半年間のレッスン代が2割引になります、と予告しておきます。 基本的に鏡深はあからさまに「利」で人を釣るようなマネが好きじゃないので、だいたいこういった割引やプレゼントは突然後出しでやってたりしますから、参加者のみが知っているって事はよくあります。サプライズが面白いんじゃないですか?(笑 話は変わるけど、中国で道を聞くと高確率で逆方向を教えられます。意地悪でわざとやっているのか、それとも「知らない」と言いたくないから知ったか振りをして適当な事を教えられるのか、とにかく埒が明かない。それで駅前とかで売りつけてくる地図を買って自力で行こうとすると、縮尺がいいかげん(軍事的理由でわざと不正確に作っていると聞いた事がある)なので、近いと思っても何時間も歩くはめになる。たぶんイタリアも同じようなものなのでしょう。
2011年9月19日
いつも二胡教室「牛吟庵」に通ってくれて、本当にありがたいです。生徒さんが来てくれると思えば、レッスン前の雑巾掛けにも力が入るってものです。なので、出席率の高い生徒さんはレッスン代を割引しようかなって案があった訳ですよ。4月と10月に(無料レッスン除く)過去半年間(12回のうち)に10回以上出席してくれた生徒さんにね、半年間20%引きくらいで(計算が楽だから)。時給を減らされた身分で、さらに収入減らしてどうするんだ、って気もするけどね(笑)。ならば、なおさら真面目な生徒さんは大切にしないといけません。 さてさて、そうやって通ってくれている生徒さん、二胡教室で習う曲は、どうも自分の好みに合わない、知らない曲ばっかりで練習する気が起きない、せっかく二胡を習い始めたのだから大好きな曲を恰好良くひいてみたい。そんな風に思ってたりしませんか? という訳で、今回はその辺に落ちている楽譜の曲を簡単に二胡で演奏してみよう、ってな話。他所の楽譜を自分で分析して二胡で再現してみるのも、音楽の知識・センスを磨くのには大事な練習です。別に、生徒さんが毎度持ち込む曲が、鏡深の好みに合わない、知らない曲ばっかりで練習する気が起きない、って訳じゃありませんよ。いやホントに。(笑
でも、ラーメンだって3分あれば完成する時代、そんなに待ってられない、今すぐにカッコイイ曲をひきたい! てな生徒さんのための解説ですから、超特急でめんどい修業はスッ飛ばします。 とりあえず最初にする事は、自分の演奏できる音域を把握します。例えばD調の第一把位(左手を移動させない位置)の小指まで使える場合、下は「ド」から、上は1オクターブ高い「レ」まで使えますね。ドレミファソラシドレの9個の音が使えます。小指は無理っぽいって生徒さんならドレミファソラシドの8個の音です。 次に楽譜を買うなり拾うなりして入手します。入手できたのが数字譜なら話は簡単ですが、通常は五線譜だと思います。ちょうどここに米国のフォスター作曲「おおスザンナ」の五線譜がありましたので、参考にしてみましょう。 ここで注意しなければいけないのが、ト音記号の横にあるシャープ(♯)とかフラット(♭)の数です。この楽譜上ではシャープが1個ついていますね。シャープが1個ならG調の楽譜です(詳しくはこちらに一覧表があります)。ドがGの上にあるのがG調です。 次の例題、「アーユースリーピング」の楽譜が落ちていました。「おおスザンナ」と同じくト音記号の横にシャープが1個あるので、やはりG調の楽譜です。一番高い音は「おおスザンナ」と同じ位置にありますが、一番低い音が一番下の線の下にあります。下から2番目の線のGがドですので、下に数えていくと最低音はソです。だとすれば、ソラシドレミファソラまでの音が出せないと演奏できませんね。 でも、あきらめてはいけません。ここで二胡の内弦をソ・外弦をレと見立てて演奏するG調の指法(奏法)が役に立ちます。D調がある程度習得できたらG調を習いますが、もう習いましたか? G調第一把位(左手を移動させない位置)の小指まで使えるなら、ソラシドレミファソラまで使えますから「アーユースリーピング」が自分の音域内に収まります。がんばって数字譜に翻訳しましょう。 ここで注意しなければいけないのは、G調の楽譜は必ずG調の指法で演奏しなければいけない、って訳じゃない事ですね。あくまでも楽譜上の最低音と最高音を見つけて、二胡の限られた音域に当てはまるようにキーをずらしているのです。他の楽器と合奏するなら注意が必要だけど、二胡で演奏してみるだけなら問題ありません。 意外と簡単に二胡用に書き換えられるものでしょう? 後は応用と根気ですので、がんばってくださいね! |
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